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刀掛 太刀掛
陣羽織特集
金銅金具卍紋軍配 江戸時代 金箔押朱漆塗 縦 約39糎 幅 約21糎
数ある武家美術品の中でも軍配は一軍を統べる大将が所持した特別な戦陣道具であり、武田二十四将や上杉十二将など各大名家の家臣団を描いた武備図と呼ばれる武将絵においても軍配を携えるのは常に大将のみである。 表裏を金箔地とした本品は蜂須賀家定紋として知られる卍紋を朱漆で両面に描いた作。表面に金錆びを生じ、摩滅も見られる金銅金具や四角形の箔押し跡の下に入る細かい干割れの様子も古色に溢れている。柄部の猪目を飾るしとどめ金具が片方脱落しているが総体の保存は良好である。 価格400,000円(消費税込)