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ご成約 |
桐箱付 |
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ご成約 賜りました |
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僅かに茶色味を帯びた黒漆地に濃密な金泥にて十六弁八重表菊紋を三箇所、五七桐紋を二箇所配し、その合間を華麗な唐草文で金泥装飾した格調高い一本掛刀掛。金泥とは薄く打ち延ばされた金箔を膠水(にかわすい)で溶かした顔料あるいはこれを用いた装飾技法のことをいう。金泥で描かれる文様は平蒔絵に比して描線に作者の個性が宿る点においてより絵画的な表現手法といえるであろう。本作においては唐草文の表現にその特徴が良く表れている。やり直しが効かない金泥の付け描きに凝らされた熟練の技が光る刀掛である。 |
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金色の美しさを際立たせるために用いられる朱漆が金砂粉の底に所々表出し、金蒔絵で描かれた鞠と唐獅子があたかも金錆びを帯びた如くに輝く上品さが魅力の太刀掛。拡大鏡で蒔絵部分を見ると細かな金砂子が濃淡を交えて平蒔絵にて描かれており、足毛や尾の巻毛一本一本まで実に丁寧に表現されている。 |
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180,000 |
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太刀掛にしては珍しく二本の太刀が掛けられるように特別に仕立てられた金梨子地塗太刀掛。台座の裏面には黒漆が施され、その表面には僅かに木肌の凹凸が表出している。二本の太刀を支える為に常にも増して厚く漆を施すことで太刀掛本体の重量を増す工夫がなされている。太刀を支える柱も頑強な造り込みとなっている。 |
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80,000 |
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葵紋あるいは猪目と呼ばれる形状の太刀置台座を持つ紫檀製太刀掛。高さが50cmとやや小振であることから、小太刀用の太刀掛であろう。 |
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70,000 |
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余分な装飾を施さずに自然の木肌を文様とした落ち着いた雰囲気の太刀掛。 |
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ご成約 賜りました |
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艶やかな黒漆に金泥で瑞雲棚引く松原を描き、そこにひっそりと佇む御所車を配した太刀掛。御所車文は王朝貴族が好んで用いた伝統ある古典文様の一つとして知られ、多くの場合人物や牛が留守模様とされる。一方、太刀拵は江戸時代以降、宮中行事を中心に儀仗の用に供されたことから、王朝文様たる御所車に吉祥文を添えた雅な文様が太刀掛において特に好まれたものであろう。濃淡のある金色を用いて華やかさを強調し、太刀掛両側面に各々微妙に形の異なる九つの花菱紋が手描きにて意匠されているなど、現代の作ながら入念に仕上げられている。 ご成約賜りました
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黒漆塗岩上鳳凰蒔絵太刀掛 |
ご成約 賜りました |
桐箱付 |
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黒漆塗に高く盛り上げた金蒔絵で深山風景を描き、これに金粉、切金、螺鈿を散らした太刀掛。背景には老松・菊花・竹が、流れ落ちる滝は金線と金粉で描かれ、これらが漆黒に映えて絢爛豪華な様相。主題は岩山で羽を休める鳳凰図。金色鮮やかで、朱色の鶏冠が映えて王者の風格に満ちている。特に長く下がった尾羽は印象深く、あの若冲を想起させるものがある。縁も金粉塗とされ、台座の裏も金銀梨子地塗で、細部にまで意が注がれている。飾り映えのする太刀掛となっている。 |