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三つのお約束

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一文字三星紋陣羽織

江戸時代

縦 97cm 横60cm

展示用撞木(陣羽織掛け)付

Jin-baori
"Ichimoji mitsuboshi mon"

Edo period

length; 97cm width; 60cm
clothes hanger for display



毛利家の家紋としてしられる一文字三星を黒の羅紗地に配した陣羽織。
享和三年に幕府に提出された「御家紋書出 附御末家共」には

・旗の紋に「一文字三星(筆勢一・切一の二種)」
・幕の紋に「桐」「一文字三星(筆勢一・切一の二種)」「沢瀉」
・家の門に「一文字三星(筆勢一)」「菊」「桐」「沢瀉」
・替紋に「一文字三星(切一)」

と記載されている。

注目されるのは一文字三星には「筆勢一」と「切一」とよばれる二種類があり、用途によって使い分けられていた点であろう。


筆勢一とは一文字が筆勢、つまり筆字となったものをいい、切一とは一文字が長方形の四角となったものをいう。

また、本家では筆勢一文字三星紋を用い、分家は切一文字三星紋を用いたとも伝える。

武家が種々様々な家紋を使用したのは、旗紋・幕紋・家紋・替紋など様々な場面異なる紋を用いる必要があった為であることが分かる。

深く柔らかみのある羅紗の黒字に筆勢一文字を白抜きで表し、襟元には朱を配している。いかにも洒脱な衣装である。

一覧PRENEXT
一文字三星紋陣羽織
一文字三星陣羽織

江戸時代 縦97cm×横59cm
展示用衣桁付き
価額  250,000円(消費税込 送料別途)



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