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三つのお約束

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狐嫁入図縁頭
銘 應好 金剛齋月山(花押)

江戸時代後期
山城国京都仏光寺-油小路通
鉄地高彫象嵌
縁 37.5mm 頭 34㎜
池田隆雄箱書 龍獅堂旧蔵
特製落込桐箱入
 外箱付

特別保存刀装具鑑定書
七十万円(消費税込

Fuchigashira
"Kitsune no Yomeiri"
Signature: Ou Konomi, Kongo-sai GASSAN (Kao)

late Edo period
Kyoto city, Yamashiro province
made of iron
Fuchi Size; 37.5mm / Kashira Size: 34mm
Calligraphy on the special Kiri Box written by Ikeda Takao
with outer case
Owned by Ryushi-do (Mitsumura Toshimo)

Tokubetsu-hozon certificate by NBTHK
700,000
JPY


 古来、理解のできない不思議な出来事は霊力を持つ動物の仕業とされており、狐火や狐の嫁入りの伝承などが全国各地に遺されている。京に栄えた大月派の名工金剛斎月山のこの縁頭も、伝承を擬人化した珍しい図柄。注連縄の張られた神社は闇に溶け込んでいるようで、描かれているのは先導する裃姿の狐のみだが木陰には嫁入姿の狐が潜んでいるのであろう。鉄地を高彫として、金、銀、素銅の象嵌を加え、細部も精巧に彫り出し、静けさに包まれた不思議を視覚化させている。



狐嫁入図縁頭 銘 應好 金剛齋月山(花押)

月下葛屋干網図縁頭 無銘 伝西垣勘四郎



   

 



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