匂い出来の刃文が横手筋あたりから棟側に急に傾くようにたるみ、尖りごころに返るという青江鍛冶独特の形状の帽子であるところからこの呼称がある。吉次・貞次・次直・次吉など同国南北朝期の作に多く見られ、また次直には返りがやや長くなるものがある。
索引【あ】 分類[刀剣] 登録日-2002/06/17 15:29