大刀
拵全長 三尺六分
鞘長 二尺二寸九分
柄長 七寸五分
刃長 約二尺一寸
反り 約四分五厘
元幅 約九分
茎長 約六寸五分
脇差
拵全長 二尺二寸二分
鞘長 一尺七寸五分
柄長 四寸八分
刃長 約一尺五寸八分
反り 約二分五厘
元幅 約九分
茎長 約四寸六分
(刀身はありません)
特別保存刀装
(Item number: 1727)
Long (Daito)
Whole length : 92.7cm
Scabbard length : Approx. 69.39cm
Hilt length : Approx. 22.73cm
Hacho (Edge length) : Approx. 63.63cm
Sori (Curvature) : Approx. 1.36cm
Moto-haba (Width at Ha-ma) : Approx. 2.73cm
Nakago length : Approx. 19.7cm
Short (Wakizashi)
Whole length : 67.3cm
Scabbard length : Approx. 53cm
Hilt length : Approx. 14.54cm
Hacho (Edge length : Approx. 47.84cm
Sori (Curvature) : Approx. 0.76cm
Moto-haba (Width at Ha-machi) : Approx. 2.73cm
Nakago length : Approx. 13.94cm
These koshirae have no swords.
Tokubetsu-Hozon
鮫皮を研ぎ出すことによって梅の花が咲き乱れているかのような、独特の文様を浮かび上がらせた鞘に特徴のある拵。そもそも鮫の皮は水に強いために古くから拵の素材として尊ばれていたが、江戸時代には、肥後拵に代表されるように「奇麗寂(きれいさび)」と称される華麗さとは対極にある茶の美にも通じる風合いを巧みに採り入れた鮫皮包鞘が、数奇者の腰元の装いとして大いに好まれたのであった。
この大小揃いの拵は、肥後金工壽得齋資直(すけなお)の波龍図縁を備え、同図の大小鐔を掛け、鐺にも波濤図を採り合わせた作。いずれの金具も漆黒の赤銅地を鋭い鏨で高肉に彫り出し、金の色絵も効果的に施した、波間に龍神の姿が映える厳しい出来。脇差には赤銅魚子地高彫金色絵の鉄線図小柄笄二所が備えられている。やや小振りな頭は角製。白鮫皮着の柄は、石榴図目貫(大刀)、横笛に烏帽子図目貫(脇差)を白茶色糸で品のある蛇腹巻きとしている。目貫はいずれも赤銅地容彫。高位の武家の普段差しであろう、所持者の美意識が窺いとれる出来となっている。
(商品番号1727)