銘 筑後住國光作
平成十一年六月吉日

Katana
Chikugo ju KUNIMITSU saku
Heisei 11 nen 6 gatsu kichijitsu


小宮國光 福岡県大牟田市

刃長 二尺三寸七分
反り 四分九厘
元幅 一寸八厘
先幅 七分八厘
重ね 二分二厘強
彫刻 表裏 棒樋掻流し
素銅一重ハバキ

黒蝋色塗鞘打刀拵入
拵全長 三尺五寸
柄長 八寸

平成十一年福岡県登録

価格 四十五万円(消費税込)

Komiya Kunimitsu
Lives in Omuta city, Fukuoka prefecture

Hacho (Edge length) 71.7㎝
Sori (Curvature) approx. 1.49㎝
Moto-haba (Width at Ha-machi) approx. 3.27㎝
Saki-haba(Width at Kissaki) approx.2.36㎝
Kasane (Thickenss) approx. 0.67㎝
Engraving: "Bo-hi" kaki-nagashi

Suaka single Habaki

Kuro ro-iro nuri saya, uchigatana koshirae
Whole length approx. 106cm
Hilt length approx. 24.3cm

Price 450,000 JPY

 小宮國光刀匠は、三池典太光世の末と伝える。同家は、江戸時代には筑後柳川藩立花家お抱え鍛冶として活躍しており、大戦中には切れ味が特に優れて表彰された四郎國光があり、その技術は國治‐早陽光國光と受け継がれてきた。現代でも、切れ味が特に優れ、しかも操作性の良い居合刀を製作して人気が高い。
 頃合いの寸法とされたこの刀は、引き締まった透かし鐔を装着して居合に適した作。大坂新刀を手本にした元先の身幅が広くがっちりとした印象の造り込みに、樋を掻いて重量一〇四〇グラム(柄鐔共)に調整している。地鉄は小板目鍛えにうっすらと板目を交え、地沸が付いて明るい肌合い。刃文は互の目と鬼の角状に地に深く突き入る尖刃を交えた個性的な構成。明るい匂出来の焼刃は、匂口ふっくらと柔らか味があり、刃中は小沸匂が深く明るく、小足がこれに交じって鮮やか。帽子は刃文に応じて乱れ込み、先小丸に返る。
 付されている拵は、黒蝋色塗鞘に、抜刀時に障りのない小振りの沢瀉透の鉄鐔を掛け、黒鮫皮を着せた上に手に馴染む革巻きとされている。

刀 銘 筑後住國光作 平成十一年六月吉日刀 銘 筑後住國光作 平成十一年六月吉日黒蝋色塗鞘打刀拵 刀 銘 筑後住國光作 平成十一年六月吉日

 

刀 銘 筑後住國光作 平成十一年六月吉日 差表中央刀 銘 筑後住國光作 平成十一年六月吉日 差表切先刀 銘 筑後住國光作 平成十一年六月吉日 ハバキ上

刀 銘 筑後住國光作 平成十一年六月吉日 差裏切先刀 銘 筑後住國光作 平成十一年六月吉日 刀身差表 中央刀 銘 筑後住國光作 平成十一年六月吉日 差裏ハバキ上

沢瀉透図鐔

沢瀉透図鐔

 

花尽図目貫 黒鮫皮着黒染革巻柄

花尽図目貫 黒鮫皮着黒染革巻柄

波文図縁頭

 

刀 銘 筑後住國光作 平成十一年六月吉日 ハバキ