火縄銃 銘 摂州住嶌谷喜八郎作


Hinawa-ju (matchlock)
Sesshu ju Shimaya KIHACHIRO saku


摂津国 堺 江戸時代

全長 一三〇・五センチ
銃身長 九九・二センチ
口径 一・二センチ

昭和四十四年広島県登録


価格 三十万円(消費税込)

Sakai city, Settsu province
Edo period

Whole length 130.5㎝
Barrel length 99.8㎝
Caliber 1.2㎝



Price 300,000 JPY

 堺では戦国時代より火縄銃の製造が盛んで、火縄銃の威力とその革新性に着目した織田信長の要請に応じて、鉄砲隊の編成に協力し、戦国最強と畏怖された武田騎馬隊と対峙した長篠の合戦において目覚ましい戦果を挙げたことで一躍戦場の主役兵器となった。堺筒は他国の火縄銃に比してデザイン性に優れていたことから、火縄銃の華と呼ばれて人気が高い。本作は、八角形の銃身に、堺筒の代名詞ともいえる、ふっくらとした柑子を備えた作。柑子には縄目が施され、銃床には真鍮にて雲龍、波兎、桜花、松竹梅、菊花、鶴亀など多様な吉祥文が意匠されている。絡繰機構は健全で総じて状態が良い。

火縄銃 銘 摂州住嶌谷喜八郎作火縄銃 銘 摂州住嶌谷喜八郎作

火縄銃 銘 摂州住嶌谷喜八郎作