円相図鐔
 無銘 平田

江戸時代前期 肥後国

素銅地丸形鋤彫小透
縦83mm 横82.8mm  切羽台厚さ 3.3mm

特製落込桐箱入
特別保存刀装具鑑定書(平田)

三十万円(消費税込)

Details

Tsuba
"En-so" (Circles design)

no sign. HIRATA


early Edo period, Higo province
made of Suaka
Length 83mm Width 82.8mm Thickness 3.3mm

Special Kiri Box

Tokubetsu-hozon certificate by NBTHK
(Hirata)

Price 300,000JPY


 禅の教えとしても知られる一円の相を、肥後金工平田彦三独特の彫法で表現した作。この同心円が轆轤台において形成される皿や椀に見立てられて「轆轤鑢」と呼ばれているのは、茶の美意識を伝える肥後金工らしい味わいの追求から。

 素銅地を真丸形に造り込み、耳を立て、轆轤を挽いたように円相を彫り出した簡潔な彫口で、地面に現れたごく細い筋の質感が指先に伝わり来る。

 山銅風に古調な素銅地は、時を重ねて表面に微細な皺が生じ、しっとりと落ち着いた色合いを呈して味わいが格別。腕抜緒の小穴も簡潔で用の美観がある。


 

円相図鐔 無銘 平田

円相図鐔 無銘 平田