刀 生ぶ茎無銘 末備前
Shirasaya
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末備前、即ち室町後期の備前物と極められた、生ぶ茎無銘の刀。戦国期の需要が高まるに連れ、勝光、宗光、忠光、祐定、清光など新時代を担う優工が出現した。とりわけ清光家は天文頃の五郎左衛門尉清光と永禄、天正頃の孫右衛門尉清光の二代棟梁を輩出し、赤松政秀、浦上宗景など、織田信長や毛利元就と対等に渡り合った戦国武将の需で鎚を振るい、名品の数々を遺している。 注@…永禄五年八月大吉日の備前國住長舩孫右衛門尉清光作之の刀も刃長二尺二寸二分 の武将の特注である(重要刀剣。弊社蔵)。 |
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