鉄錆地黒漆塗烈勢頬

江戸時代
鉄板物茶皺皮切付伊予札浅葱色糸縅四段垂
高さ 約六寸七分半 幅 約六寸
奥行 約四寸半



Menpo
Tetsu sabi-ji Urushi nuri Ressei ho


Edo period
made of iron
Height 20.5
cm / Width18.2cm / Dept 13.6cm




 垂の上部を山形に切り込んだ伊予札様式の垂を皺皮で包んだ隆武頬。皺皮包の垂は、行軍の際に生じる音を吸収させ静寂性を高める目的から表面を革で覆う工夫をしたもの。面頬本体は表面を鉄地に錆地漆塗とし、開口部には金泥塗になる歯をのぞかせ、打ち皺は鋭利で、特に顎を強く突き出させて威嚇効果を高めている。大きく張った掛け外し式の鼻も迫力がある。



鉄錆地漆塗烈勢頬

鉄錆地漆塗烈勢頬

    鉄錆地漆塗烈勢面

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