蕪に蛤図鐔 無銘
素銅石目地高彫色絵象嵌 耳赤銅平象嵌 縦 72mm 横 69.3mm 切羽台厚さ 6mm
撫角に造り込んだ素銅地を革のような石目に仕立て、蕪と蛤を高彫にした鐔。春の旬である二つの画題が何とも瑞々しい。
銀色絵が白く輝く蕪は写実的に描写され、大きく広がったすずな(蕪葉)は細部まで細かな表現がなされている。
裏には行雲流水に蛤が描かれている。
耳に年輪を想わせるような赤銅平象嵌がされいる。