和名アオガイ。本州・四国・九州に分布するユキノカサ科の巻貝。その殻の内側は青味を帯びた虹色の光沢を持つため、古来装飾品の材料として用いられている。細かく砕いた貝殻を鞘の表面に貼り付け、研ぎ出して仕上げた鞘を青貝微塵塗鞘。やや大きめの貝殻を図に添えて嵌め込んだものを青貝螺鈿。なお、青貝の他にアコヤ貝、アワビなども装飾品の材料として利用されている。
索引【あ】 分類[刀装] 登録日-2002/06/17 15:30