鐔の耳部(外周)を整形するに当たり、周囲を槌で打つことにより耳際を厚く仕立て、その内側をわずかに鋤き下げる整形方法を打返鋤残耳或いは鋤残耳と呼ぶ。また打ち返した外周部の厚さを不規則な凹凸状としたものを打返小捻或いは単に小捻と称するが、鐔の表現において多くの技法を併せ用いるのが常である。
索引【う】 分類[刀装具] 登録日-2002/06/17 23:29