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宮入小左衛門行平
    清心無我 平成十五年仲秋

Katana Sig.

Miyairi Kozaemon YUKIHIRA

  Seishinmuga Heisei 15 nen chushu




宮入行平 無鑑査刀匠 長野県坂城町

刃長 二尺二寸九分五厘
反り 三分六厘
元幅 六分八厘半/先幅 六分一厘半
棟重ね 一分九厘/鎬重ね 二分一厘 
金着一重ハバキ 白鞘付 

印籠刻変り塗鞘打刀拵入
拵全長 三尺二寸二分
柄長 七寸二分

平成十五年長野県登録

特別保存刀剣鑑定書


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Miyairi Yukihira: ived in Nagano prefecture / "Mukansa" sworsmith by NBTHK / forged in AD2003


Hacho (Edge length) 69.5p / Sori (Curveture) approx.1.09p
Motohaba (width at Ha-machi) approx.2.08p / Saki-haba (wdith at Kissaki) approx.1.86p
Kasane (thickenss) approx. 0.64p
Gold foil single Habaki, Shirasaya

Inro-kizami kawari-nuri saya, uchigatana koshirae
Whole length; approx.97.6cm
Hilt length; approx.21.8cm

Tokubetsu-hozon certificate by NBTHK



 板目肌が顕著に現れていながらも鍛着は緻密。これに沸の強く深々と湧き上がった焼刃を施し、沸の中に沸の躍動を表現するを得意とし、古作追慕から次第に独創性を追求した作柄へと変貌を視野に捉え、日本刀芸術の最先端をひた走る宮入行平刀匠の個性溢れる作。この行平刀匠は本名を恵という。人間国宝に指定された父初代行平の背中を見て育ち、自らも作刀世界に踏み込んだその年に父が他界、多くを学びとる前のことであった。以降、将平刀匠に師事し、また先代の遺した素材の研究を受け継ぎ、古作再現への研究は現在でも続けられている。
この刀は、南北朝時代の大和物、その磨り上げられて戦場を経巡り活躍したであろう作を手本としたもの。砥がれて身幅が減り手持ちバランスが優れた姿格好。鎬筋が張って緊張感が高まり、柾目流れの肌は良く詰み、厚く付いた地沸が肌目に沿って流れ掛かり、湯走りからの沸の広がりがさらに加わって地中は鮮やか。刃文は湾れに浅い互の目が交じり、出入り不定形に自然味のある構成で横手を横切り、帽子は強い掃き掛けを伴って焼き詰めとなる。沸と匂の絶妙な調合になる焼刃は冴え冴えとし、刃境の柾肌に沿った沸は金線を伴う沸筋となって長く続き、地中に広がる湯走りは足状に尖るもの、二重刃状に連なるもの、パラパラと地に広がる態を成すものなど変化に富み、匂の満ちて明るい刃中には沸の広がり、小足が射し、物打辺りには繊細な砂流しが連なる。
拵は、品位の高い印籠刻の鞘は朱に黒石目地を組み合わせた変り塗で色合い渋く、銀無垢地の花桐図縁頭鐺の揃金具で装い、蜜柑図目貫を黒皺皮で巻き締めた作。

刀 銘 宮入小左衛門行平 清心無我 平成十五年仲秋刀 銘 宮入小左衛門行平 清心無我 平成十五年仲秋印籠刻み変り塗鞘打刀拵 刀身 刀 銘 宮入小左衛門行平 清心無我 平成十五年仲秋刀 銘 宮入小左衛門行平 清心無我 平成十五年仲秋 白鞘

刀 銘 宮入小左衛門行平 清心無我 平成十五年仲秋 切先表刀 銘 宮入小左衛門行平 清心無我 平成十五年仲秋 中央表刀 銘 宮入小左衛門行平 清心無我 平成十五年仲秋 ハバキ上表


刀 銘 宮入小左衛門行平 清心無我 平成十五年仲秋 切先裏刀 銘 宮入小左衛門行平 清心無我 平成十五年仲秋 中央裏刀 銘 宮入小左衛門行平 清心無我 平成十五年仲秋 差裏ハバキ上

 







刀 銘 宮入小左衛門行平 清心無我 平成十五年仲秋ハバキ


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