田作り図目貫 |
素銅地容彫 「素銅地 長目貫 無銘 時代有り 面白きもの 或ハ彦三などか 昭和三十七年春 寒山誌 印〔佐藤〕〔寒山〕」 保存刀装具鑑定書 |
干した小型のカタクチイワシを調理した「田作り」は豊作を祈念する祝い肴である。薄手の素銅地を叩き出して容彫とした本作は、形状といい質感といい乾燥したカタクチイワシそのものの写実表現。まさに「面白きもの」である。庄内ご出身の寒山博士が鑑定に思案されるほどの珍品である。 |
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