舞鶴図三所物
無銘
江戸後期

小柄 赤銅魚子地高彫色絵裏板金哺
長さ9mm 幅14mm
笄 赤銅魚子地高彫色絵裏板金哺
長さ209mm 幅12.5mm
目貫 赤銅地容彫色絵
表37.2mm 裏37.5mm
上製落込桐箱入

ご成約を賜りました

 大空を飛翔する雌雄の鶴。我が国の自然美が明確に表現された三所物。鶴は吉祥を示すとして好まれた鳥で、この三所物でも瑞雲を背後に描いている。綺麗に揃った赤銅魚子地を背景に、鶴は高彫に金銀朧銀地の色絵。裏板を鮮やかな金哺(きんふくみ)としている。後藤の作風に倣ったもので、品良く製作されている。同趣の金具を揃え、拵としてまとめて楽しみたい作品である。
舞鶴図三所物 無銘

舞鶴図三所物 無銘

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