42 倶利迦羅 彫宗壽 表 草倶利迦羅・蓮台鋤下彫 裏 棒樋丸止・梵字
銘 信濃住宮入恵作之 平成七年七月七日 刃長 二尺三寸三厘 鑚深く、抑揚の効いた草の倶利迦羅彫。室町時代から江戸後期に至るまで、この彫は多くの例を見るだけに比較も容易で、わずかでも気を抜けばすぐさまにその優劣を論じられるが、この宗壽の彫は、先人のそれにいささかも遜色をみせない秀抜な鑚振りである。
銘 信濃住宮入恵作之 平成七年七月七日 刃長 二尺三寸三厘
鑚深く、抑揚の効いた草の倶利迦羅彫。室町時代から江戸後期に至るまで、この彫は多くの例を見るだけに比較も容易で、わずかでも気を抜けばすぐさまにその優劣を論じられるが、この宗壽の彫は、先人のそれにいささかも遜色をみせない秀抜な鑚振りである。