銘 小左衛門行平 平成八年卯月　刃長 八寸四分五厘

平成八年新作刀展覧会優秀賞受賞作・ 『柳村仙壽平成の刀身彫刻』所載

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　前年作の風神と対になるように、宮入小左衛門行平に同じ造形を求め、これに雷神を前作以上に幅広に彫刻表現している。地景と金筋の目立つ相州伝の地肌に、躍動感溢れる雷神が鋤下高肉彫とされ、厳しい容貌、握り締める手の握力、湧き立つ雷雲、いずれも現実にあるかの如くである。

価格　1,500,000 円