11 達磨 彫仙壽 表 櫃中達磨鋤下高肉彫 裏 左転右転文字
達磨の彫を完成させるために、庖丁正宗の姿を借りて精鍛した小左衛門行平の幅広の平身一杯に、厳しい眼光ながら品格高い達磨大師を鋤下高肉彫とし、櫃中に浮かせている。顔の表情、特に目玉に注目してほしいとは本人の弁である。