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銘 備前國住長舩祐定作
天文四年八月日

Katana
Bizen no kuni ju Osafune Sukesada saku
Tenbun 4 nen 8 gatsubi



備前国 天文 四百八十四年前
Bizen province, Tenbun 4 (AD1535), late Muromachi period, 484 years ago

刃長 二尺二寸三分七厘 Edge length; 67.8cm
反り 八分五厘 Sori (Curveture); approx.2.58cm
元幅 一寸一分二厘 Moto-haba(Width at Ha-machi); approx. 3.4cm
先幅 七分三厘 Saki-haba (Width at Kissaki); approx. 2.21cm
棟重ね 二分四厘
鎬重ね 二分六厘 Kasane (Thickness); approx. 0.79cm
金着一重ハバキ 白鞘入 Gold foil single Habaki / Shirasaya

昭和四十一年静岡県登録
特別保存刀剣鑑定書
Tokubetsu-hozon certificate by NBTHK

価格 1,550,000 円(消費税込)

  応仁の乱で東軍として活躍した赤松政則が没した後、その重臣浦上村宗が台頭。管領細川家の家督争いにも関与し、赤松氏が細川晴元を推すと、村宗は対抗馬の高国に加勢した。この対立に毛利、宇喜多、尼子氏が絡んで、中国地方の戦国絵巻は熾烈を極めたのであった(注)。当時の武将が最も恃みとしたのが、備前長舩祐定の刀槍。彦兵衛、与三左衛門、源兵衛尉の棟梁祐定を筆頭に、浦上政宗の注文打のある次郎九郎、八郎次郎、神三郎ら優工を擁し、千軍万馬の勇将達の需に応えている。
この刀は身幅が極めて広く、刃肉充分について鎬筋が張り、反り高く先反りも加わり、中鋒力強く造り込まれて手持ち重く、力感漲って戦国武将好みの雄姿。地鉄は板目に杢を交えて肌目が綺麗に起ち、平地の鍛えが鎬筋を横断して鎬地にも現れ、平地全面に細やかな地沸が叢なく付き、鎬寄りの映りは乱れごころとなり、この期特有の変化に満ちた肌模様は興趣もまた格別。刃文は横手下がわずかに広く焼かれた直刃で、帽子は焼深く突き上げて小丸に返る。匂口締まりごころに小沸の付いた焼刃は、金線を伴うほつれ、打ちのけ、細い沸筋が流れ、淡い湯走りが掛かって二重刃ごころとなり、匂の充満した刃中には葉が浮かんで刃色は透明に澄む。片手で操作するに適した茎は保存優れ、真円形の目釘穴は製作時そのままで、個性的ながら神妙な鑚使いの銘字が入念に刻されている。与三左衛門祐定の配下の手練れの刀工の精鍛作で戦国気質を伝える雄刀である。

注…赤松氏は浦上氏に対抗するため、天正年間に京の相国寺で黒田・別所氏らと共に織田信長に面会して支援を要請した。これが、信長の中国出兵の根拠の一つとなっている。

刀 銘 備前國住長舩祐定作 天文四年八月日刀 銘 備前國住長舩祐定作 天文四年八月日刀 銘 備前國住長舩祐定作 天文四年八月日 白鞘

刀 銘 備前國住長舩祐定作 天文四年八月日 切先表刀 銘 備前國住長舩祐定作 天文四年八月日 刀身中央表刀 銘 備前國住長舩祐定作 天文四年八月日 ハバキ上表


刀 銘 備前國住長舩祐定作 天文四年八月日 切先裏刀 銘 備前國住長舩祐定作 天文四年八月日 中央裏刀 銘 備前國住長舩祐定作 天文四年八月日 刀身区上差裏

刀 銘 備前國住長舩祐定作 天文四年八月日 ハバキ

祐定押形
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