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薙刀
銘 賀州住藤原長次

Naginata
Gashu ju Fujiwara no Nagatsugu


 
加賀国 承応頃 約三百六十年前
Kaga province, Sho'o era, early Edo period (mid 17th century), about 360 years ago

刃長 一尺七寸六分五厘 Edge length; 53.5cm
反り 一寸二分 Sori (Curveture); 3.64cm
元幅 九分八厘 Moto-haba(Width at Ha-machi); 2.97cm
物打幅 一寸四厘Monouchi-haba (Width at Monouchi); 3.15cm
棟重ね 二分三厘 Kasane (Thickness); 0.7cm
鎬重ね 二分二厘
茎長 一尺三寸七分五厘 Nakago length; 41.7cm
彫刻 表裏 腰樋掻流し Engraving; "Koshi-hi, Kaki-nagashi" on the both sides
金色絵二重ハバキ 白鞘付 Gold iroe double Habaki / Shirasaya

黒漆三引両金粉塗鞘薙刀拵入 Kuro urushi "3 Hiki-ryo" kinpun-nuri saya, Naginagata koshirae
拵全長 九尺 Whole length; 272cm 
柄長 七尺五分 Hilt length; approx.213.6cm
鞘長 二尺 Scabbard length; 60cm
鉄鐔付 Tsuba, made of iron

昭和二十六年山形県登録

保存刀剣鑑定書(新刀)
Hozon certificate by NBTHK (Shinto)

価格 500,000円(消費税込)

   徳川家を憚って芸術文化に力を注いだ加賀前田家であったが、その一方で作刀の奨励と刀工等の技術保護を進めており、これによって正保から寛文頃には加賀刀工の隆盛に至っている。これを証するように、承応三年、前田利常は、技量の高い領内の刀工二十二人を選別して刀を製作させ、利長の菩提寺である瑞龍寺に奉納している(注)。寛永二十年の年紀作を遺している長次は、この際に奉納刀製作の誉に浴した刀工の一人である。
この薙刀は、江戸時代に入ってからの製作ながら、実戦の場で使用することを考慮した大振りの造り込みで、棟の肉を削いで刃の抜けを良くし、刃先の肉を削いで鋭利に仕立て、先反りを付けて截断の効果を最大限に高めた恐るべき構造。地鉄は良く詰んだ小板目肌に所々板目を交えて靭性を高め、刃寄りに板目を配してザングリと肌立ち骨をも断つ強さを秘めている。互の目に小丁子を交えた刃文は高低変化に富み、帽子は小模様な乱れを伴って先小丸に返り、浅い棟焼に連続する。小沸が均質に付いて、しかも明るい焼刃は、互の目の頭に湯走りが掛かって沸筋となり、これが盛んに入る足の所々を切って流れ掛かる。
鉄地金具で装われた柄に、黒塗地に金粉で三引両を蒔絵した鞘の、薙刀拵が附されている。

注…『加州新刀大鑑』。奉納刀の多くは第二次世界大戦後に供出されたが、家重と長次の刀は運良く残された。

薙刀 銘 賀州住藤原長次薙刀 銘 賀州住藤原長次黒漆三引両金粉塗鞘薙刀拵 刀身 薙刀 銘 賀州住藤原長次薙刀 銘 賀州住藤原長次 白鞘

薙刀 銘 賀州住藤原長次 切先表薙刀 銘 賀州住藤原長次 刀身中央表薙刀 銘 賀州住藤原長次 ハバキ上表


薙刀 銘 賀州住藤原長次 切先裏薙刀 銘 賀州住藤原長次 中央裏薙刀 銘 賀州住藤原長次 刀身区上差裏

薙刀 銘 賀州住藤原長次 ハバキ

長次押形
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