三投桐透図鐔
 銘 行年八十二才忠重作

江戸後期 武蔵国江戸

鉄地竪丸形毛彫地透
縦76.5mm 横73.3mm  切羽台厚さ5.5mm

特製落込桐箱入
忠好代銘
特別保存刀装具鑑定書

二十五万円(消費税込)

Details

Tsuba
"Nage-kiri" sukashi

Sig. Gyonen 82 sai TADASHIGE saku


late Edo period
Edo city, Musashi province
made of iron
Length 76.5mm Width 73.3mm Thickness 5.5mm
Special Kiri Box

Tadayoshi (Tadashige's son) made it in place of Tadashige.

Tokubetsu-hozon certificate by NBTHK
(Substitute)

Price 250,000JPY


 赤坂忠好は父忠重に次ぐ高い技量の工。それ故、父の晩年には代作代銘に携わっている。

 花桐を流れるような構成としたこの図は忠好が得意としたもので、風趣を違えた幾つかの作を遺している。質の良い鉄地を穏やかな碁石形に造り込み。微細な石目地を施して地を透かし、葉脈を毛彫で活き活きと切り付け赤坂鐔独特の空間美を完成させている。 

高齢の父忠重に代って子の忠好が製作したものであることが切銘の特徴から知られる。


 

三投桐透図鐔 銘 行年八十二才忠重作

三投桐透図鐔 銘 行年八十二才忠重作