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短刀 銘 備前國住長舩与三左衛門尉祐定
天正三年八月吉日




Tanto
Bizen no kuni ju Osafune Yosozaemon no jo SUKESADA
Tensho 3 nen 8 gatsu kichijitsu



備前国 天正三年 六十六歳 四百四十五年前
Bizen province, Tensho 3 (AD1575, Momoyama period), 445 years ago

刃長 七寸二分五厘 Edge length; 22cm
内反り僅少 a little curved go to innner (Uchizori Kinsho)
元幅 七分二厘 Moto-haba(Width at Ha-machi); approx. 2.18cm
重ね 二分五厘 Kasane (Thickness); approx. 0.76cm
彫刻 表 梵字・護摩箸 裏 草倶利伽羅
Engraving: "Bonji, Gomabashi" on the right face (Omote)
, "So no Kurikara" on the back face (Ura)
金着二重ハバキ 白鞘付
Gold foil double Habaki / Shirasaya

黒蝋色塗鞘合口短刀拵入 Kuro ro-iro nuri saya, aikuchi tanto koshirae
拵全長 一尺二寸 Whole length: approx. 36.4cm
柄長 三寸三分 Hilt length: approx. 10cm
『有銘古刀大鑑』所載 Put on "Yu-mei Koto Taikan"

昭和三十三年東京都登録
特別保存刀剣鑑定書(二代)
Tokubetsu-hozon certificate by NBTHK (the 2nd generation)

価格 2,500,000円(消費税込)

 与三左衛門尉祐定二代は永正七年生まれ(注@)で、名を中川弥九郎という。戦国武将の最も篤い支持を得た父初代の下で修業し、天文九年には「備州長舩与三左衛門尉同弥九郎祐定」と銘された初代との合作短刀(注A)を手掛け、天文十一年に与三左衛門尉初代が没すると、その跡を継いで二代を襲名した。
この短刀は、与三左衛門尉祐定二代の円熟期の作で、身幅広く重ね厚くふくらやや枯れて僅かに内反りが付き、鎌倉後期の短刀を想わせる端正な姿。地鉄は小板目肌に細かな地景が入り、縮緬状に肌目が起って活力に満ち、微細な沸の粒子が厚く付いて昂然と輝き、淡く沸映りが立つ。軽快鋭利な鑚遣いで刻された梵字、護摩箸、草の倶利迦羅の彫刻が刀身に映え、所持者が本作に込めた深い想いを感じさせる。中直刃の刃文は微かな小互の目を交え、純白の小沸で刃縁きっぱりと冴え、無数に小足が入り、匂立ち込めた刃中は霞立つように澄む。帽子は焼深く良く沸付き、表は横に展開し、裏は小丸、共に長めに返る。保存の優れた茎は常よりも短く古風で、丁寧に刻された俗名入りの銘字は鑚枕が立って鮮明。長篠の合戦で武田勝頼を破った織田信長が天下布武の号令をかけんと体制を整えつつあった天正三年の作。典型的な作風で出来傑出し(注B)、一軍の将が最期に己が命を託すに相応しい一口。
銀粉溜塗柄に桐紋散の金無垢の壺笠目貫が据えられた、格調高い合口拵が付されている。

注@…「備前國長舩与三左衛門尉祐定作生年六十九歳」と銘した天正六年作がある(『日本刀銘鑑』)。
注A…第二十二回重要刀剣。この作の三鈷柄剣と護摩箸の彫刻があり、本作の彫に似ている。
注B…『有銘古刀大鑑』に、二代祐定の典型的傑作とある。

短刀 銘 備前國住長舩与三左衛門尉祐定 天正三年八月吉日    短刀 銘 備前國住長舩与三左衛門尉祐定 天正三年八月吉日黒蝋色塗鞘合口短刀拵 刀身 短刀 銘 備前國住長舩与三左衛門尉祐定 天正三年八月吉日短刀 銘 備前國住長舩与三左衛門尉祐定 天正三年八月吉日 白鞘

 

 

短刀 銘 備前國住長舩与三左衛門尉祐定 天正三年八月吉日 切先表     短刀 銘 備前國住長舩与三左衛門尉祐定 天正三年八月吉日 刀身ハバキ上表


 

短刀 銘 備前國住長舩与三左衛門尉祐定 天正三年八月吉日 刀身差裏切先    短刀 銘 備前國住長舩与三左衛門尉祐定 天正三年八月吉日 刀身ハバキ上差裏

 

 

 

  短刀 銘 備前國住長舩与三左衛門尉祐定 天正三年八月吉日 ハバキ

 

 

祐定押形

 


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