刀 銘 伊賀守金道(初代)
|
永禄二年二月、父兼道、三兄弟と共に濃州関から上京した金道は、関白二条晴良の取り立てによって禁裏御用を務め、文禄三年二月に伊賀守に任じられ、京五鍛冶の筆頭として天賦の才を振るい(注)、三品派の棟梁として、永く後世まで繁栄する同派の礎を築いた巨匠である。 注…大坂の陣の前の慶長十九年、徳川家康から百日で千振りの太刀製作の命を受けている。 |
Ginza
Choshuya All Rights Reserved