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筆に唐墨図鐔 銘 早乙女家貞 桃山時代 常陸国 鉄槌目地竪丸形肉彫陰透 縦 86.2mm 横 82.3㎜ 切羽台厚さ 4.2㎜ 上製落込桐箱入 保存刀装具鑑定書 十三万円(消費税込)
Tsuba "Fude ni Karasumi" Signatere: Saotome IESADA saku Momoyama period / Hitachi province made of iron Size; 86.2mm×82.3mm×4.2mm Special Kiri Box Hozon certificate by NBTHK 130,000JPY
甲冑工らしい武骨な風合いが魅力の鐔。鍛えた鎚の痕跡が全面に遺された上に焼手が加えられたのであろう、激しい地相を呈しており、時を重ねてねっとりとした光沢がある。指先で弾くと古調な響音がありこれも魅力。図柄は古墨の肉彫に、意匠された筆の陰透で、簡潔な構成もまた伝統的。常陸に隆盛した早乙女家貞は、相模国小田原でも製作している(注)。 注…『銀座情報』三九五号参照。
甲冑工らしい武骨な風合いが魅力の鐔。鍛えた鎚の痕跡が全面に遺された上に焼手が加えられたのであろう、激しい地相を呈しており、時を重ねてねっとりとした光沢がある。指先で弾くと古調な響音がありこれも魅力。図柄は古墨の肉彫に、意匠された筆の陰透で、簡潔な構成もまた伝統的。常陸に隆盛した早乙女家貞は、相模国小田原でも製作している(注)。
注…『銀座情報』三九五号参照。
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