ホーム 商品案内
桐紋図鐔 銘 豫州住正阿弥家武 江戸時代中期 伊予国 赤銅石目地四ツ木瓜形高彫色絵土手耳 縦 73.5mm 横 71.2㎜ 切羽台厚さ 4.5㎜ 特製落込桐箱入 保存刀装具鑑定書 十二万円（消費税込）
Tsuba "Kiri" signature: Yoshu ju Shoami IETAKE mid Edo period / Iyo province made of Shakudo Size; 73.5mm×71.2mm×4.5mm Special Kiri Box Hozon certificate by NBTHK 120,000JPY
常陸国に栄え、「常陸下妻住早乙女弥左衛門家貞(注)」と居住地を刻した作(注)を遺している家貞に代表される早乙女派の甲冑師は、鍛え強い鉄の組み合わせからなる鐔を製作して人気が高い。この鐔は筋兜を意匠したもので、花文、法螺貝を陰に透かした簡潔な文様なども早乙女派の特質。殊に鉄質古調で色合いねっとりと黒く、耳際が薄手の断面碁石形、七方に刻みを設けてなだらかに仕上げているが、表面の所々に鍛え肌が現れて素朴な景色となっている。地と空の調和が最大の魅力と言えよう。鳥越博士の箱書に「室町期甲冑師作」とある。 注…小社蔵、鉄地竪丸形高彫土手耳の雲龍図鐔。
常陸国に栄え、「常陸下妻住早乙女弥左衛門家貞(注)」と居住地を刻した作(注)を遺している家貞に代表される早乙女派の甲冑師は、鍛え強い鉄の組み合わせからなる鐔を製作して人気が高い。この鐔は筋兜を意匠したもので、花文、法螺貝を陰に透かした簡潔な文様なども早乙女派の特質。殊に鉄質古調で色合いねっとりと黒く、耳際が薄手の断面碁石形、七方に刻みを設けてなだらかに仕上げているが、表面の所々に鍛え肌が現れて素朴な景色となっている。地と空の調和が最大の魅力と言えよう。鳥越博士の箱書に「室町期甲冑師作」とある。
注…小社蔵、鉄地竪丸形高彫土手耳の雲龍図鐔。
Ginza Choshuya All Rights Reserved
