平造脇差
価格 700,000 円(消費税込) |
来國行の孫延壽國村の流れを汲む(注@)石貫景介は、肥後菊池氏が領する玉名荘石貫を拠点とした文明頃(注A)の刀工。南朝方として武勲を立てた菊池氏は、南北朝合一後も勢力を保って肥後国守護となり、明や朝鮮と交易し財を築いた。景介が仕えた菊池重朝は応仁の乱で東軍に属し、居城隈府城で連歌の会を催すなど、国内随一の武威と教養を誇ったという。 注@…本間薫山博士は、『日本古刀史』で「応永・延徳頃の年紀ある作刀を稀に見る」「末延寿派と認められるものである」と述べている。 |
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