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松葉松毬透図鐔 銘 城州西陣住人正阿弥政徳 江戸時代中期元禄頃 山城国西陣 鉄地丸形肉彫地透布目象嵌 縦 83mm 横 81.5㎜ 切羽台厚さ 5.3㎜ 特製落込桐箱入 保存刀装具鑑定書
Tsuba "Matsuba, Matsukasa" sukashi Signature : Joshu Nishijin junin Shoami MASANORI mid Edo period, Genroku era Nishijin city, Yamashiro province made of iron Size; 83mm×81.5mm×5.3mm Special Kiri Box Hozon certificate by NBTHK
政徳は、京に栄えた正阿弥派の中でも、特に感性に優れ、様々な題材に取材して文様化し、瀟洒で品位の高い図柄の作品を遺している。この鐔も、吹き寄せと雅趣溢れる語があるように、秋の松林に想いを寄せた作。松葉に松毬を肉彫に表現し、耳にも金布目象嵌の手法で松葉を散し配しており、これが木漏れ日に浮かび上がったように感じられ、美意識の鋭さを感じさせる。質の良い鋼を用いたものであろう、鉄色黒く、布目象嵌の下地に鍛錬の肌が窺える。
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