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武蔵野透図鐔 無銘 赤坂 江戸時代後期 武蔵国江戸赤坂 鉄地変り形地透 縦 81mm 横 75㎜ 切羽台厚さ 6㎜ 特製落込桐箱入 保存刀装具鑑定書(赤坂)
Tsuba "Musashino" sukashi no sign : AKASAKA late Edo period Edo, Akasaka city, Musashi province made of iron Size; 81mm×75mm×6mm Special Kiri Box Hozon certificate by NBTHK (Akasaka)
嵐の過ぎ去った後の武蔵野。芒原に三日月は赤坂鐔工が好んで表現した図柄の一つで武蔵野と呼ばれている。本作は巴状に芒葉を組み合わせて夏から秋への季節の移ろいを表現している。鉄色黒く、表面は微細な石目地によって渋い光沢に包まれている。草露の光る葉の隙間には三日月と雁であろうか、あたかも芒原に寝そべって大空を見上げているかのような構成。葉の構成線に強弱変化をつけ、さらに捻りを加えているところに新趣が感じられる。
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