脇差 刃長 一尺七寸二分二厘 Edge length; 52.2cm |
盛光は室町時代初期応永頃の備前長舩の名匠。応永杢と呼ばれる綺麗な杢目の交じった板目鍛えの地鉄に腰の開いた互の目乱刃や直刃が冴えて洗練味があり、さらに切れ味も優れて新時代を生きる武士の意に大いに適い、康光と共に「応永備前」と称され、愛刀家の垂涎の的。 蓮 文保元年二月」の太刀があり(『光山押形』)、実名・住居・活躍年代は明らか。なお談議所については、これを善導寺(現福岡市博多区中呉服町)の異名とする説もあり、今後の研究の深化に期待したい。 |
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