刀 刃長 二尺二寸六分三厘 Edge length; 68.6cm |
馬上での打ち合いが戦闘の主力であった鎌倉末から南北朝中期の上級武士の佩刀(注@)は、その後の徒歩戦での使用の便のために茎の下部から切り縮められ、長い年月を経て持ち手が替わるたびにその最も都合の良い寸法に幾度となく改められ今日に伝えられたものが多い(注A)。 注@…同時代の太刀は刀剣史上最も長く、後に片手での操作性を突き詰めて二尺二寸に磨り上げたものが多い。 |
Ginza
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