一文字三星紋陣羽織 |
Jin-baori |
毛利家の家紋としてしられる一文字三星を黒の羅紗地に配した陣羽織。 と記載されている。 注目されるのは一文字三星には「筆勢一」と「切一」とよばれる二種類があり、用途によって使い分けられていた点であろう。 また、本家では筆勢一文字三星紋を用い、分家は切一文字三星紋を用いたとも伝える。 武家が種々様々な家紋を使用したのは、旗紋・幕紋・家紋・替紋など様々な場面異なる紋を用いる必要があった為であることが分かる。 深く柔らかみのある羅紗の黒字に筆勢一文字を白抜きで表し、襟元には朱を配している。いかにも洒脱な衣装である。 |
---|
一覧|PRE|NEXT| |
一文字三星紋陣羽織 |
江戸時代 縦97cm×横59cm |
Ginza
Choshuya All Rights Reserved